資格は必要?

この資格があると便利

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修

グループホームで働く場合に、必須の資格はありません。しかし、資格があれば業務の幅が広がり、転職や昇進などの場面で有利に働きます。そのため、グループホームで働くなら事前に資格を所得しておくことをおすすめします。
資格を持っていない人が最初に取得すべきなのが、介護職員初任者研修です。介護士として働く上で求められる基本的な知識とスキルを学べますよ。いわゆる入門資格なので、初めて介護業界に挑戦する人におすすめです。受験資格は特に設けられていないので、誰でも挑戦できますよ。比較的短期間で修了可能で、難易度もそれほど高くありません。通信講座であっても、最速で3週間あれば取得可能です。スクールによりますが費用もそれほど高くありません。時間がある人は、介護職員初任者研修を取得してから転職活動を始めた方がいいですね。

介護福祉士実務者研修

すでに介護職員初任者研修を取得している人は、介護福祉士実務者研修を取得してください。介護職員初任者研修の上位資格で、より専門的かつ実践的な知識とスキルが学べますよ。介護福祉士実務者研修を取得していれば、国家資格である介護福祉士の取得も目指せます。介護業界でキャリアアップを考えている人ほどおすすめの資格といえますね。また、今後訪問介護にも挑戦するのであれば、この資格が大いに役立ちます。介護福祉士実務者研修を取得していれば、訪問介護事業所のサービス提供責任者になれますよ。
介護福祉士実務者研修は無資格からでも挑戦できます。ただし、その場合は450時間の講義と演習を履修しなければなりません。その場合は、取得までに約6ヶ月、費用は約20万円かかります。また、講義内容も経験者向けに進められるので、経験がゼロの状態で学ぶのは難しいかもしれませんね。介護職員初任者研修を取得していれば、一部の講義が免除されて費用も安く済みます。そのため、多くの人は介護職員初任者研修を取得してから介護福祉士実務者研修を取得するようです。
なお、この資格があればたん吸引や経管栄養といった医療的ケアの実施も可能になりますよ。

自分に合った方法で勉強しよう

資格の取得を検討している人は、自分に合った勉強方法を選びましょう。書籍で学んだり、スクールに通ったりといった方法が候補に挙がります。費用を安く抑えたいなら独学がおすすめですが、効率的に取得したいなら養成講座を利用してください。分からない部分があってもすぐに教えてくれるので、つまずくことなく資格を取得できますよ。以下におすすめのサービスを紹介するので参考にしてくださいね。