働く前に職場見学をしておこう

職場見学に行こう

グループホームの求人に応募する前に、職場見学に行くことをおすすめします。介護施設はそれぞれ提供するサービスが異なり、それに応じて介護士の仕事内容も変わってきます。そのため、転職後に「やりたい仕事ではなかった」と後悔することがないように、実際に働いているスタッフの姿を確認しておきましょうね。転職後に自分がその職場で働くイメージが湧くかどうかが重要ですよ。また、求人情報や公式サイトからは職場の雰囲気までは分かりません。職場の雰囲気を直接確認して、自分に合っていないなら避けた方がいいかもしれませんね。
職場見学では、実際に利用者の介護をしている場面を確認できます。自分が働くかもしれないグループホームの、介護の質をしっかり見極めましょう。質の高い介護を提供したいと考えているのであれば確認は必須ですね。働いているスタッフの数や利用者の数、スタッフの動きなども確認しておきましょう。グループホームは基本的に少人数ですが、1人のスタッフが常に慌ただしく動いているような職場だと危険です。ハードワークが続くような職場なら、体力的に不安のある人は避けるべきです。いずれにせよ、転職後のギャップに苦しむことがないように注意深く観察してくださいね。

チェックポイント

ただ漠然と職場見学をしても意味はありません。チェックポイントを知った上で職場見学に臨みましょう。最初に確認すべきなのが、働いているスタッフの態度や表情です。グループホーム自体が新しくて設備が整っていたとしても、スタッフの服装や言葉遣いが乱れているようなら危険ですよ。そういった職場は何らかの問題を抱えています。見学者、つまり自分に対してどういった態度で接してくるのかを観察してください。また、施設長がいるならその人の態度も注意深く観察しましょう。
スタッフが利用者に対して横柄な態度で接しているなら、その職場は避けてください。仮に転職した場合、そのスタッフは自分の先輩になります。尊敬できない先輩の元で働くのは非常にストレスが溜まりますよね。入職後をイメージして職場見学をすることが大切ですよ。
スタッフだけでなく、利用者の状態も確認しましょう。困っている状況なのに放置されていたり、誰にも構われずただ過ごしたりしている利用者がいるようなら危険です。対応する人手が足りていないのかもしれません。
加えて、衛生面のチェックも必須です。清掃が行き届いておらず、共有スペースが整理整頓されていないグループホームだと、利用者が日常生活を送る上で様々なリスクが生じます。掲示板があるなら、ポスターやイベントの案内がちゃんと更新されているかもチェックしましょうね。
担当者に聞くべき質問や職場見学時のマナーについては、以下のサイトを参考にしてください。