転職の軸を決める
軸を決めることが成功の秘訣
キャリアの棚卸をする
転職の軸を決めるために、まずはキャリアの棚卸をしましょう。自分の価値や強みを知ることでアピールポイントが明確になりますよ。これまでしてきた仕事を思い出して整理してください。一旦、携わったことのある職務経験を全て書き出しましょう。そうすれば、自然と自分の強みが見えてきますよ。キャリアの棚卸ができていないと、自分には不相応の条件で求人を探してしまうリスクがあります。また、本来マッチしている求人を見逃すことにもつながりますよ。そうならないよう、キャリアの棚卸は必ずやっておきましょうね。
自己分析をする
キャリアの棚卸が完了した後は、自己分析を行います。自己分析をする上で基礎となるのが、自分の長所と短所です。自己理解ができていなければ、応募先に強くアピールすることができませんからね。「自分の優れている部分」を出すのが難しいなら、「自分の特徴といえる部分」をイメージするといいかもしれません。その場合は、根拠となる具体的なエビソードも思い出しましょう。ネガティブと捉えられがちな性格でも、角度によっては長所といえるかもしれません。グループホームで働く介護士に求められるのは、コミュニケーション能力や自立支援への理解、観察力などです。それらを備えていると証明できるエピソードがあるなら、強力な武器になりますよ。
苦手なことも洗い出しておく
自分の苦手な仕事についてもリストアップしておきましょう。苦手な仕事については過去の失敗体験から知ることができますよ。ここで大切なのは、苦手な仕事であっても自分の望むキャリアにおいて必要なのであれば、克服しなければならないという点です。苦手なことを克服する必要がある場合、具体的にどのような業務によって実現できるのかを考えてください。
客観的な視点が大切
自分の価値観や介護士として大切にしていることを洗い出してください。自分の視点だけでなく、客観的な視点も参考にしましょう。転職エージェントの担当者に相談すれば、自分をより深く知ることができますよ。その上で、将来的にどうなりたいのかをイメージしてください。自己分析に基づいた自分の将来像を明確にすることが大切です。具体的に、「3年後には○○の資格を取得して、年収○○万円以上稼ぎたい」といった目標を立てると、そのためにどういった経験を積めばいいのかが明確になります。そうすれば自ずと転職先の候補は絞られてきますね。
また、自分のことを理解していれば面接で正しくアピールできます。採用担当者に自分が働いた場合のメリットを伝えられるようにすることが大切です。そのためにも、客観的な視点に基づいた自己分析が必要なんですね。